住宅ローンは、選べる銀行がたくさんあって、どれを選べばいいのかわからないですよね?
金利も変動がいいのか固定がいいのか?団体信用保険は?初期費用は安いほうがいいな、などなど。
わたしもマンションと売却と購入を検討しているので、皆さんと同じように損をしたくないと思っています。
そこで、2022年3月時点の最新のおすすめ住宅ローンについて、金利、団信、手数料の点から記事にしました。
4000万円借入した場合の月々の支払額&総支払額も記載したので参考にしてください。


おすすめの住宅ローン① 金利で選ぶ
変動金利
変動金利ランキング
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
銀行名 | auじぶん銀行 | PayPay銀行 | 住信SBI | 新生銀行 | ソニー銀行 |
金利(年・%) | 0.310 | 0.380 | 0.410 | 0.450 | 0.457 |
総返済額 (4千万円借入) | 4,222 | 4,273 | 4,295 | 4,324 | 4,330 |
毎月返済額 | 100,510 | 101,726 | 102,251 | 102,952 | 103,075 |
保証料 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 |
事務手数料 | 借入金額 ×2.20%(税込) | 借入金額×2.20%(税込) | 借入金額×2.20%(税込) | 55,000円(税込)〜 | 借入金額×2.20%(税込) |
団体信用 保険手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
特約付団体 信用保険 | がん50%保障/全疾病保障 | がん50%保障 | 全疾病保障 | 介護保障 | がん50%保障 |
団体信用保険 (金利上乗せ%) | がん100%=0.1 ワイド団信=0.3 | がん100%=0.1 ワイド団信=0.3 | ー | ー | がん100%=0.1 ワイド団信=0.2 |
返済手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
来店 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 |

変動金利おすすめ

変動金利は、コスパ重視の方におすすめ!
月々の返済額が安く総返済額も安い。

やっぱりauじぶん銀行がおすすめ!
金利の安さに加えて無料保障・有料保障も充実。
がん団信100%にしても他行よりも低い0.42%

次におすすめは住信SBIです。
住信は、金利上乗せなしで8大疾病がついてくるのが魅力!
コスパも大事だけど、団信も充実してほしい、という方に最適です。

フラット35
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
銀行名 | りそな銀行 | 住信SBI | ARUHI | 新生銀行 | auじぶん銀行 |
金利 (年・%) | 0.995 | 1.110 | 1.130 | 1.350 | 1.490 |
総返済額 (4千万円借入) | 4,739 | 4,829 | 4,849 | 5,022 | 5,136 |
毎月返済額 | 112,821 | 114,976 | 115,353 | 119,555 | 122,277 |
保証料 | 不要 | 不要 | 一括支払方式 | 不要 | 不要 |
事務手数料 | 借入金額×2.20%(税込) | 借入金額×2.20%(税込) | 借入金額×2.20%(税込) | 55,000円(税込)〜 | 借入金額×2.20%(税込) |
団体信用保険 手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
特約付き 団体信用保険 | 全疾病保障 | 介護保障 | がん50%保障 | ||
団体信用保険 (金利上乗せ%) | がん100%=0.1 ワイド団信=0.3 | ー | がん50%=0.05 生活習慣病=0.25 | ー | がん100%=0.1 ワイド団信=0.2 |
返済手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
来店 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 |

コスパよりもリスクヘッジが大事よね。
そんな方にはやっぱりフラット35(全期間固定)。
他にはフラット35だけど金利は低く、金利上昇のリスクだけ回避したい!
なんて方にもおすすめ。

フラット35では、住信SBIがおすすめ。
金利、保障、初期費用のバランスが一番とれているのではないでしょうか。
団信加入なしで0.2%引下げ、手数料1.1%、さらに0.55%の事務手数料で8大疾病保障付き(金利上乗せはなし)。

フラット35ではARUHIがシェアNo.1!
金利の安さに加えて無料保障・有料保障も充実。
また、商品も充実しているため、買取型or保障型、団信ありorなし、自己資金比率など、それぞれの事情に合わせて選べるのがいい。
買取型で団信加入なしで、金利を低く、手数料を安く抑えたいわね。

保証型と買取型って?
保証型は、金融機関が提供する住宅ローンに住宅金融支援機構が保険をかけ、利用者がローンを返済できなくなった場合に、住宅金融支援機構が金融機関に保険金を支払うという仕組みで提供される方法です。
買取型は、住宅ローン契約締結後に住宅金融支援機構が金融機関から住宅ローンを買い取り、それを担保とする債券を発行、機関投資家に販売することによって資金を調達する仕組みにより、民間金融機関による全期間固定型の住宅ローンの提供する方法です。


おすすめの住宅ローン② 初期費用で選ぶ
京葉銀行の住宅ローンは初期費用が安くておすすめ
おすすめポイント①

とにかく初期費用が安い!!
5,000万円借入時の初期費用で比較してみましょう。
京葉銀行 | 民間A銀行 | ネット系B銀行 | |
借入額 | 5,000万円 | 5,000万円 | 5,000万円 |
事務手数料 | 22万円 | 100万円 | 0 |
保証料 | 0 | 0 | 110万円 |
合計 | 22万円 | 100万円 | 110万円 |

他行に比べて80万円以上安い!
住宅購入時は、引っ越しや家具購入などいろいろお金がかかるもの。
手元に資金が残せるのはうれしいわね。
おすすめポイント②

連帯債務でペアローンよりも初期費用がさらに安い!
連帯債務 | ペアローン | |
印紙税 | 2万円 | 4万円 |
保証会社 事務手数料 | 3.2万円 | 6.4万円 |
司法書士へ 支払う報酬 | 3~5万円 | 6~10万円 |
合計 | 6.2~8.2万円 | 16.4~20.4万円 |

ペアローンに比べて10万円以上安い!
しかも、ペアローンと同じように夫婦で住宅ローン減税が利用できる!
デメリットとしては、団信が主たる債務者しか入れないけど、そこは保険でカバーね。
デメリット

初期費用が安い分金利が他行より高い
京葉銀行 | 民間A銀行 | ネット系B銀行 | |
金利(%) | 0.725 | 0.475 | 0.310 |

シミュレーション
初期費用も含めて総支払額のシミュレーションをしてみました。
京葉銀行 | 民間A銀行 | ネット系B銀行 | |
借入額 | 5,000万円 | 5,000万円 | 5,000万円 |
金利(%) | 0.725 | 0.475 | 0.310 |
総支払額 | 5,663万円 | 5,429万円 | 5,277万円 |
事務手数料 又は保証料 | 22万円 | 100万円 | 110万円 |
その他費用 | 8.6万円 | 20.4万円 | 20.4万円 |
合計 | 5,694万円 | 5,550万円 | 5,408万円 |

これだと、お得感がないのですが、では仮に以下の条件で計算したらどうでしょうか。
- 京葉銀行の場合、初期費用が約100万円安いため、頭金に100万円充当して借入額を4,900万円とする。
- 10年目で1,500万円を繰り上げ返済し、金利の低い金融機関に借り換えをする。
- 繰り上げ後は毎月支払額を維持して支払期間を短縮して15年で返済する。
- 借り換え後の金利はネット系B銀行と同じとする。
- 借り換え時の保証料は、元金残高の21,127,787円の46.6万円とする。
- 借り換え時の登記関連費用は20.5万円とする。
京葉銀行 | 民間A銀行 | ネット系B銀行 | |
借入額 | 4,900万円 | 5,000万円 | 5,000万円 |
金利(%) | 0.725 | 0.475 | 0.310 |
事務手数料 又は保証料 | 22万円 | 100万円 | 110万円 |
その他費用 | 8.6万円 | 20.4万円 | 20.4万円 |
10年目までの ローン支払額 | 1,586万円 | 1,551万円 | 1,508万円 |
繰り上げ返済額 | 1,500万円 | 1,500万円 | 1,500万円 |
小計 | 3,117万円 | 3,172万円 | 3,139万円 |
借換え時の 手数料 | 67.1 | 67.8 | 0 |
借換え後の 支払額 | 2,173万円 | 2,205万円 | 2,175万円 |
合計 | 5,357万円 | 5,377万円 | 5,313万円 |

民間A銀行より安くなりました!
最安値のネット系Bには勝てませんでしたが。
繰上げ返済の額を増やせば差は縮まると思いますし、借入額が多い場合にはさらにメリットが大きくなります。


総評
まとめますと
- 変動金利は利率で選ぶならじぶん銀行、団信で選ぶなら住信SBIがおすすめ!
- フラット35(全期間固定)は、住信SBIがバランスが一番よさそう!
- 初期費用を抑えて繰上げ返済を頑張りたい、夫婦でローン減税利用したい、という方は京葉銀行という選択肢もありかも。
となります。
わたしと同じように住宅購入を検討している方の参考になれば幸いです。




